Tuneeの心声
AI音楽生成エージェント「Tunee AI」で変わる、AI音楽制作
August 24, 2025

転載声明:本記事は Old Programmers Will が Note.comで発表した原文ブログ記事を転載・翻訳したものです。原文の著作権および署名権はすべて原作者に帰属します。本翻訳文は参考および非商用目的でのみ使用されます。
いにしえ@AIクリエイター
ℹ️ この記事はすべて人力で執筆しました。
はじめに
私の 𝕏 アカウントのフォロワーさんなら私が8月初旬あたりから Tunee という音楽生成AIを試していることをご存知だと思いますが、8/24の大型アップデートを経て、いよいよ正式リリースが待たれるタイミングとなってきました。
以前、Tuneeの前身となる「TemPolor AI 」という音楽生成AIを見つけて試したところ、多言語対応を謳いながらも日本語ボーカルの発音が結構惜しい状況だったので、現象と修正してほしい部分を個人的にフィードバックを送るということをやっていたところから、Tuneeのプライベートテストに参加することになりました。
(TemPolorの日本語ボーカル検証も、フォローさせていただいているクリエイターさんにお声がけしたりして何名かにご参加いただきありがとうございました)
両プロダクトともに私の立場としては完全な善意のボランティアとして参加しておりまして、特に何らかの契約とか報酬などは無いのですが、特にTuneeの使い勝手と生成楽曲の良さが際立っており、これをテスト期間中は使い放題という点が何よりの報酬となりました。
目次
• はじめに
• Tunee AIとは?
• 生成した楽曲の作例(映像は別制作)
• Tuneeで始める、エージェント型のAI音楽制作
• 実際に曲を作ってみよう!
• ボーカル曲なら歌詞も修正できます
• プロジェクトの便利活用
• MV(ミュージックビデオ)を制作してみよう!
• スマートマスタリングを使おう!
• AIエージェントならではのちょっと便利な使い方
Tunee AIとは?
「AI音楽を生成してくれるエージェント」です。\
(日本語含めて多言語対応しています)
🔗 公式サイト
次世代AI音楽エージェント | Tunee
Tuneeのような音楽制作AIエージェントで音楽を作りましょう。クリエイティブな音楽パートナーとチャットして曲を作成します
2025年8月24日時点では、まだウェイトリストで登録する形となっていますが、これまでよりは利用開始までの制約は緩くなっていると思われます Suno や Udio、Riffusion (Producer AI) などは、最初にプロンプト(スタイル)と歌詞などを入力して楽曲生成、というフローでしたが、Tuneeに関してはエージェントとの会話から始まります。(この点は Riffusion 後継の Producer AI と似ています)
生成した楽曲の作例(映像は別制作)
とりあえず、プライベートベータ版で生成した曲をいくつかご紹介。
生成例①:日本語ボーカル曲
生成例③:Jazz Fusion
生成例④:アリア(オペラ風)
生成例⑤:ネオクラシカルメタル
生成例⑥ -1:ベースをフィーチャーした好きな人には心地よい2曲-1
生成例⑥ -2:ベースをフィーチャーした好きな人には心地よい2曲-2
Tuneeで始める、エージェント型のAI音楽制作
ログイン直後の画面
「手っ取り早くこっちの気分を汲み取って、良さげなAI音楽をサクッと作成してよ!」という要求にバッチリ応えてくれるのがTuneeです。
もちろん従来型のプロンプトを入力する「クイックスタート」モードも選べるので、
「AI音楽なんもわからんけど、いい感じに会話しながら良さげな曲を作ってほしい」
みたいな作り方から、
「しっかり作り込んだプロンプトとLyricsをセットして生成」
という方針にも応えてくれる音楽生成AIになっています。
また楽曲生成以外の機能も実用レベルのものが一通り揃っています。
• スマートマスタリング
• ステム分離
• 最大1分尺までのショートMV生成
• アップロードした画像や映像などにインスパイアされる曲生成
• 歌詞とプロンプトを修正してから同じ曲調で再生成
特にAI音楽初心者から中級者あたりまでの幅広いユーザー層の使い方にマッチする、かなりオススメのAI音楽生成サービスです。
実際に公式FAQにも明記されていますが、Tuneeは初心者を念頭に置いて設計されています。
(初心者にも使いやすいとはいえ、かなり高品質な楽曲が生成されます☺️)
実際に曲を作ってみよう!
最初からプロンプトを考える必要はありません。
作りたい・聴きたい曲の雰囲気やジャンルを、エージェントにザックリ伝えるだけから始められます。
ここでは
「暑い夏を吹き飛ばす、爽やかなアップビートのロックフュージョンが聴きたいな!」
という会話から始めます。

プロンプトを凝り倒す必要はありません。GPTsやArtifacts、GEMsも不要
気分でいいんですよ気分で
するとTuneeのAIエージェントとの会話がスタートします。

この気分をすごくわかってくれます
最初に会話に基づいて3つの選択肢を提示してくるので、番号で選択します。もちろん、ここで会話に持ち込むのもありです。とにかく柔軟性は高いです。
とりあえず「1」が気に入ったのでサクッと番号を伝えると、曲の生成が開始されます。

最近AIプログラミング界隈での人気が「Vibe Coding」なら
AI音楽制作ならTuneeで「Vibe Compose」が可能になるわけですね☺️
Tuneeとの会話は画面の左側でおこなわれ、右側には生成曲がストックされていきます。
生成曲はこちら。「暑い夏を吹き飛ばす、爽やかなアップビートのロックフュージョン」です。
なお会話からスタートすると、それに基づいて曲を生成するための『プロジェクト』が作成されます。
プロジェクト自体の新規作成も可能。
プロジェクトはいくつでも作成できて、各プロジェクト内には会話から生成される曲を複数収録できます。
(※プロジェクトは類似曲をガンガン作って収めていけるアルバム的なものです)

Sunoなら「Workspace」が同様の管理機能ですね
生成した曲はそのまま曲単位で共有できるのと、面白いのはプロジェクトを丸ごとURLで共有する機能があります。
チームやグループで共同作業で曲を作成するなどの用途に使えそうです。
画面右上の「すべての音楽」というアイコンをクリックすると、プロジェクト内で生成した曲を一覧で出してくれて、そこからダウンロードも可能です。

地味ですが意外と便利機能
ボーカル曲なら歌詞も修正できます
Lyrics(歌詞)の読み上げ間違いで曲が生成されることがありますが、Tuneeではそれが修正可能です(Sunoでもサポートされてますね)。
個人的に使用した限りでは、けっこう実用レベルで歌詞の修正からの再生成ができます。


生成曲の下にある歌詞とプロンプトを修正するアイコンから作業できます。
メロディを維持したい場合は、「オリジナルメロディ」をONにしておきましょう。
歌詞を修正したら、「生成」ボタンを押すだけです。
なお100%完全に同一曲とはならず、オケが若干アレンジされたりしますが、ほぼ同じ曲として歌詞修正版が再生成されます。
プロジェクトの便利活用
それは類似ジャンルの曲を量産できる点です。特に、インストゥルメンタル曲は量産しても(個人的な感覚ですが)ボツ曲がほぼ無いので、同一ジャンルのフルアルバムを短時間で制作するのにも向いています。
例えば、Synthwave EDM 系のフルアルバム、1時間尺17曲を生成してYouTubeで公開してみました。
🔗 YouTube動画: https://youtu.be/yrAoYdT1Ymg
作り方は、エージェントに
「EDM、Ambient、Synthwaveをテーマにしたインストゥルメンタル曲」
と伝えただけです。
あとは生成曲を軽くチェックしつつ、曲の「新規作成」の繰り返し。
映像はMidjourneyで曲単位のイメージ画像を使ったスライドショー形式ですが、Filmoraのオーディオスペクトラムエフェクトと軽めのグレインノイズを映像に乗せてMVとして仕上げています。
曲間のクロスフェードを割とキッチリ入れたり曲名表示なども入れたので半日作業にはなりましたが、ここを割り切って曲生成+全編通して1枚画像+クロスフェード無しにすれば、極めて短時間で長尺MV風の動画が作れてしまうことになります。
MV(ミュージックビデオ)を制作してみよう!
Tuneeが持つ他の音楽生成AIとの大きな差別化機能は、生成曲をそのまま最大1分の長さのショートMVにできる点です。
生成した楽曲をTuneeで直接MV化した作例がこちら。
公式サイトのFAQに明記されていますが、画像生成には MidJourney V7 を採用し、Kling V2.1 や Dreamina V3 などの動画生成AIを統合するという意欲的な構成になっています。
映像生成ゆえのクレジット消費は大きめですが、プラットフォーム内で音楽生成からMV生成まで一括して作業できるメリットは大きいですね。
では、実際に生成曲からMVを作成してみます。
曲の下側のアイコンから「MVを作成」を選択すると、エージェントからMV作成に関する提案が始まります。
ユーザー側の操作は、
1️⃣ 画面比率(アスペクト比)を縦長か横長かを決める(デフォルトは縦長)
2️⃣ 曲中でMV化する最大1分尺の時間範囲を設定する
3️⃣ ビジュアルスタイルを選ぶ
という3点だけです。 画面比率の選択がスクロールで見えなくなりがちなので、もし横長画面でMV作成したい場合は注意してください。

この設定をお忘れなく
またクレジット消費も大きめなので、最初の数回は時間範囲の設定を短めにして、MV作成がどんなものかを確認するためのテストに使うと良いでしょう。

ビジュアルスタイルは5個の選択肢が提示されるので、いずれかを選びます。
あとは、エージェントがMV作成作業に入るので、仕上がりを待ちましょう。
尺配分設計やストーリーボードなどの制作をおこない...

キーフレームの作成まで終わると、そのままMV作成してよいかどうかを確認してきます。エージェントとの会話で修正もできますが、とりあえず作成します。
そして作成されたMVがこちら。生成例
楽曲はちゃんとフェードイン・フェードアウト処理がかかっています。
スマートマスタリングを使おう!
Tuneeには生成楽曲のマスタリング機能が搭載されています。
生成曲の下側のアイコンから「スマートマスタリング」を選択することで使えます。


3種類のマスタリングオプションから1つを選んで使うか、リファレンスとなる音源をアップロードして参照することも可能です。
(※ リファレンスアップロードする場合は、著作権に配慮しましょう)
Tunee公式側に直接確認したところ、現在、実際に利用可能なマスタリングのオプションは40種類以上あるそうですが、内部的には100種類以上の候補が用意され将来的に利用可能にすることが検討されていますので、期待できますね!
なお、先に紹介したTunee謹製 EDM 1hフルアルバムは、全曲このスマートマスタリング処理を施してしています。
🔗 YouTube動画: https://www.youtube.com/embed/yrAoYdT1Ymg?rel=0
AIエージェントならではのちょっと便利な使い方
エージェントなので、曲生成に関して途中でいろいろとやりとりしながら制作していくことが可能なわけですが、みなさん、SunoやUdioで生成した曲の曲名ってどうされてます?
別途、チャット系生成AIで曲名生成するプロンプト使ったりしますよね?
(私がそうでした… GPTs組んで曲名とYouTube用の概要欄を生成させてます)
Tuneeではこうした作業も制作フローに組み込めてしまいます。
上記フルアルバムを生成した際、曲名もプロジェクト内でエージェントに作成させてます。

最初は日本語で提案してきたので、続いて英語表記の曲名に変換させました
Tuneeのエージェントを構成しているLLM系チャット機能については、音楽シナリオ用に微調整されたClaude 4とQwen 3モデルを採用されているので、会話もかなり快適で実用的なものとなっています。
楽曲生成が開始されるまでの間にも、エージェントに対してあれこれと要望を伝えたりできるので、まさに「音楽制作パートナー」として使える便利な存在となっています。
Tuneeのエージェントとの付き合い方のコツ
基本、要望を伝えればそれをなんとか実現しようと頑張ってくれるAIエージェントではありますが、会話モデル・音楽生成モデル・画像と映像生成モデルはそれぞれ独立したものです。
伝えた要望に対して、会話モデルが他のモデルを駆動するためのプロンプトを作成しているはずで、会話としては成立していても楽曲や映像の生成結果には必ずしも反映されるとは限りません。
コンテンツ系の生成AIに総じて言えることですが「基本はガチャ」であることを念頭において、割り切るべきところは割り切って使うことがオススメです。
こだわってしまうと、無駄にクレジットだけが溶けていくことになりかねません。
料金や商用利用について
まずはFAQと「利用規約」で著作権に関する条項を確認しましょう。
🔗 利用規約 | Tunee
Tuneeとの関係における利用規約をお読みください。あなたの音楽の旅のためのAI音楽エージェントのガイドラインを理解しましょう。
Tuneeで生成した楽曲やMVを収益化目的で使う場合は、他の音楽生成AIと同様に有料プランに課金する必要があります。

この点、ベータ版のテスターとして参加しているメンバーはフィードバックに協力することと引き換えに、テスト期間中は一定の制約のもとで比較的自由に生成曲を扱える許諾を受けています。
採用されているAI生成モデルについて
FAQに、採用モデルについて一通り明記・公開されています。
音楽生成モデルに関しては、元々のオリジナルモデルである「TemPolor」と併せて「Suno」も採用されているということで、Sunoがどのような形で使われているかという点がちょっと気になるところではあります。
ここに関しては公式サイドに確認を出していますが、以前に個人的に確認した限りでは「自社開発である」という回答は得ています。
元々の自社開発のオリジナルモデルは持っており情報公開もされているという観点で、よくあるタイプのSunoの野良APIを利用するようなものではなく、Sunoの楽曲生成モデルのオープンソース版「Bark」を採用しているのかな、と推測をしています。
この辺は新情報が届いたら追記していきます。
おわりに
というわけで、テスターとして関わってきた点も加味しつつ、Tuneeについてある程度詳しくご紹介しました。
今回ステム分離については触れていませんが、軽く試した範囲ではステム分離は一応ついてる、といった感触です。
それよりも、やはりエージェント型の音楽生成AIとして実用レベルに仕上がってきている点は Produer AI と併せて今後の音楽生成AI全体にも影響を及ぼしそうです。
ユーザーインタフェースも日本語をサポートしており、「Sunoは使いたいけど、凝った楽曲制作をするには設定する部分多くて難しい」といった方は、ぜひTuneeを試してみてください。
TUNEEのユースケースを探る
Turn Your Mood Into a Song
Share your mood, and Tunee creates a catchy song with melody and lyrics.
Imitation Music Creation
Tunee generates a song in the same style as the provided reference, with vocals, maintaining the original style.
Reimagine Your Song
Keep the essence of your original song—Tunee reshapes your song into a fresh new version.
Electro-R&B Pop
Tunee creates a pop song blending electronic and R&B styles, with vocals in English and Japanese.

