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Tuneeの心声

音楽もAIもわからない私が、Tuneeで自分の想いを音楽にした話

November 7, 2025

音楽もAIもわからない私が、Tuneeで自分の想いを音楽にした話
荔枝甜甜

転載声明​:本記事は Tunee ユーザーである荔枝甜甜によって執筆されたものです。原文は NetEase 小蜜蜂 に掲載されたものです。本転載は作者の許可を得たものであり、参考目的のみとします。無断転載・盗用・商用利用は禁止されています。すべての権利は原作者に帰属します。


作者について​:私は荔枝甜甜と申します。音楽の専門知識を持たない一般ユーザーですが、Tunee を使った実体験と操作ノートを共有します。まず最初に結論から:​Tunee で音楽を作るのにプロンプトは必要ありません​—非専門者にもとても優しい設計です。チャットするだけで音楽が作れる、ほぼゼロハードルのツールです。音楽用語も AI の仕組みも知らなくて大丈夫。私も分かりません。でも、それでも十分楽しめています。


Tunee のインターフェースと作業フローを知る

まず「Tunee とは何か」。画面の左側にはチャットボックス(LLM)、右側にはワークベンチ(作業キャンバス)が配置されています。例えるなら、左側はあなたの意図を理解するDeepSeek、右側はそれを作品として形にする星流(Xingliu)のような存在です。

操作画面デモ: https://www.tunee.ai/project/GPGTlDhuGsLRFDcPl

左側で会話すると、Tunee はそこで理解した内容をもとに、右側のワークベンチへ自動的にプロンプトを送信します。つまり、私たちはプロンプトを暗記したり調べたりする必要がありません。ただ「こういう雰囲気の曲が作りたい」「こんな気持ちを表現したい」と伝えるだけで大丈夫です。 もし星流(画像生成ツール)を使ったことがあれば、この右側の操作感はほぼそのままで、とても直感的です。

もちろん、ホーム画面からプロンプトを直接入力して音楽を生成することもできます(例:Suno のプロンプトをコピペするなど)。ですが、Tunee の本質はそこではありません。Tunee は「命令型」ではなく「対話型」の音楽AIです。

DeepSeek-R1 に関するあるエンジニアの言葉を借りるなら:「R1 を使うとき、正確な命令文を与える必要はなく、むしろ命令を忘れた方がいい。必要なのは文脈と物語(ナラティブ)である。それによってモデルの力を最大限に引き出せる。」Tunee もまさにそれと同じ思想で設計されています。


私の制作スタイルと考え方

曲を作るとき、私はまず最初にTunee と会話を始めます。音源をアップロードしたり、いきなり指示を書き込んだりすることはほとんどありません。

ポイント①:

私はカバーや再生数目的ではなく、ほとんどの作品がオリジナルです。つまり「自分が楽しむために作る」。他の人と同じサウンドは望まず、どこか新しいスタイルや個性を求めています。 音源をアップロードする方法は、Midjourney の「image-to-image」や Kimi Imagine に似ていると思っています。例えば「クラインの壺を描いて」と言ってもモデルが普通の瓶を描いてしまったときに、参考画像を渡して「素材はガラスで、色は青っぽくして」と指示する——これは画像なら有効ですが、音楽の場合、元のトラックを渡すとどうしてもその構造やスタイルに引っ張られてしまうのです。するとオリジナリティが薄れてしまう。だから私はTunee に自由に発想してほしいのです。

ポイント②:

直接的な命令には、複雑なプロンプトが必要になります。そして Tunee の内部プロンプトは英語です。自分で書くとしたら英語で書くか、翻訳する必要がある。それでは LLM を使う意味が薄れてしまいます。 だから私はただこう聞きます: 「〇〇語で曲を作れる?」「〇〇みたいなスタイル、知ってる?」「〇〇(歌手/作曲家)って分かる?」 Tunee はこう返してくれます:「うん、知ってるよ!任せて!」 一見ただの雑談ですが、裏では Transformer の注意機構が、私の言語・スタイル・感情にロックオンしてくれているのです。

だから私は、専門的な音楽ジャンル名も、BPMも、コード進行も知る必要がありません。必要なのは、​何が好きか、どんな感情を伝えたいか、そして歌詞を書けること​。後はTuneeが全て補ってくれます。 Transformer と Diffusion が裏側でどう連携しているか?正直、私は気にしません。私はただのユーザー、そこはエンジニアの領域です、笑。


私の制作プロセス(続き)

Tunee を使って曲を作る際の具体的な流れを、コンテストに応募した作品を例にしながら説明します。今回私が選んだカテゴリーは ​「Whispers of Love(愛のささやき)」​。スタイルとしては 小野リサ(Lisa Ono) のような、フランス的ロマンティシズム×囁くような歌声×詩的な雰囲気をイメージしました。Bossa Nova か Jazz なのか、細かいジャンルは気にせず、まずはTuneeとの会話から始めます。

「Tunee、フランス語で曲を作れる?」

「もちろんです!フランス語の歌はとても美しい雰囲気があります。歌詞から楽曲制作までお手伝いできますよ。テーマ・スタイル・伝えたい物語があれば教えてください。あなたのためだけのフレンチソングを一緒に作りましょう!」

このやり取りで、Tunee は「フランス語の曲を作る」という前提を理解し、他の方向性を自然に排除し始めます。

「小野リサみたいな、柔らかくて囁くような曲にしたい。“Goodnight Poem(おやすみの詩)”という詩を書いたんだけど、歌詞はフランス語にしたほうがいい?それとも中仏ミックスでもいい?」

「素敵なアイデアですね!小野リサのような優しく囁くスタイルは、夜・穏やかさ・温もりの表現にぴったりです。歌詞はすべてフランス語でも、中国語+フランス語のミックスでも対応できます。イメージしている雰囲気や情景を少し教えてもらえたら、さらに理想の曲に近づけられますよ。」

この時点で、Tunee は私の言葉から以下のキーワードを抽出しています:

  • gentle(優しい)
  • whisper(囁き声)
  • night(夜)
  • warmth(温もり)

Tunee はさらに「どんな情景?どんな感情?」と質問してきますが、私はすでに歌詞を書いていたので、そのまま送信しました。

その後、私はこう伝えました: 「Tunee、小野リサ風で、恋人が耳元でそっと囁くような女性ボーカルでお願いします。」

するとTunee は数秒考えた後、こんな提案をしてきました:

  1. 優しいボサノバ(女性ボーカル)
  2. ミニマルなカフェ系サウンド
  3. フレンチ・ジャズポップ・フュージョン
  4. 全部混ぜたスタイルにもできます!

ここで分かる通り、私は一切「Bossa Nova」「120BPM」「ジャズコード」などと指定していません。好きな歌手・雰囲気を伝えるだけで、Tunee の方から音楽ジャンルを提案してくれたのです。

私は好奇心から「4. 全部混ぜる」を選びました。するとTuneeは左側のチャット欄で内部プロンプトを自動生成し、それを右側のワークベンチへ送信します。つまり、本来なら自分で入力するはずの Suno 用プロンプトを、Tunee が裏で書いてくれているのです。

そのとき生成された3種類のプロンプトがこちら:

  1. “Bossa Nova, warm and intimate mood, soft female whisper vocals, nylon-string guitar, shaker, accordion accents, gentle groove, studio quality”
  2. “minimalist, coffeehouse, piano, ambient, guitar, cello, breathy female vocals, spoken-word, poetic, intimate, gentle, nighttime, warm”
  3. “French jazz-pop fusion, Lisa Ono style, warm and rhythmic female vocals, jazz piano and accordion, brushed drum kit, gentle groove, Parisian romantic night city atmosphere, studio quality”

英語が読めなくても大丈夫。耳で聴いて、自分の好きなものを選べばいいのです。 私は2番目が一番好きでした: → *Goodnight Poem(女性視点)*

特に惹かれたのは以下の語: “breathy female vocals / spoken-word / poetic / nighttime / warm” まさに自分が目指していた音の質感でした。

そのあとフランス語には男性形・女性形の違いがあることを思い出し、歌詞を少し手直しして「男性視点バージョン」も生成してもらいました。 → *Goodnight Poem(男性視点)*

さらに私は、同じ歌詞を使いながら英語・ドイツ語・日本語・バロック調などでも生成を試しました。どれも雰囲気が異なり面白い結果でした。ただし、中国語だけは表現が少し弱く感じました。理由としては:

  • 中国語の発音の曖昧さ(多音字・声調)
  • スタイルの定義が不明瞭
  • ネット流行曲のデータ偏り
  • 感情表現の文脈が曖昧になりやすい

Tunee が与えてくれたのは、「好きな音楽を知っていれば、音楽制作はできる」という自由です。 プロンプトを完璧に書けなくてもいい。音楽理論を知らなくてもいい。 必要なのはたった一つ:自分の“好き”を知っていること。

Tuneeには限界もあります。同じプロンプト・同じメロディを固定していても、生成される音源には毎回少しずつ違いが出ます。あるテイクでは完璧に感じたのに、歌詞の一部だけ発音が気になる。修正してもう一度生成すると、今度は雰囲気が少し違う。さらに十回試しても、やはり細かい表情・感情・メロディが微妙に変わることがあります。

また、男女デュエット曲では、歌詞の行に「男性」「女性」と明記しても、時々パートが入れ替わってしまうことがあります。これはAIの限界の一つです。私はそれを受け入れています。完璧さは未来に任せて、今は「偶然生まれる美しさ」を楽しめばいいと思っています。

そして、一つ実際にあった失敗談を共有すると——歌詞に「famale」とタイプミスしていたせいで、Tuneeは最後まで女性ボーカルを出してくれませんでした。「female」と直したら一発で解決しました(笑)。なので、歌詞の準備と誤字チェックはとても大事です。

音楽とは、喜びであり、人間の本能です。どんな人の中にも、音楽の源は流れています。なぜなら、誰もが感情を持っているからです。ただ、今まではその感情を「音」として形にする手段が足りなかっただけ。

AIが現れたことで、それが変わりました。表現はもっと自由に、個人的に、率直になれる。言葉で言えないものは詩になり、詩でも伝えきれないものは音楽になる。いま自分の心にある感情や景色を、たった一曲に定着させることができる。それができるというだけで、私はTuneeに心から感謝しています。

どうかTuneeが、これからもっと多様で、賢く、繊細になって、もっと多くの人のもとへ届きますように。


附録1:作中で登場した楽曲リンク
Poème du Bonne Nuit(女性視点)
Poème du Bonne Nuit(男性視点)

附録2:中仏歌詞(原文と翻訳)

​Poème du Bonne Nuit*(おやすみの詩)

【Verse 1】
Lune qui doucement caresse son visage(静かな月が そっと彼の横顔を撫でる)
Chaque soir il recompose un poème du soir(彼は毎晩 私のために おやすみの詩を紡ぐ)
Il dit : « Rilke, Neruda, Borges »(彼は言う——リルケ、ネルーダ、ボルヘス)
Dans sa main les vers deviennent nuages(彼の掌の上で 詩句はふわりと雲になる)

【Verse 2】
Il dit : « Nous avons même perdu ce crépuscule »(彼は言う—僕たちはこの夕暮れさえ失ってしまったと)
« Personne ne nous vit mains enlacées cet après-midi »(誰も見ていない 二人が手をつないでいた午後のことを)
« Quand la nuit bleue tombe sur le monde »(世界に 蒼い夜が降りるころ)
« Personne ne nous vit tenant des flammes »(誰も見ていない 僕らが炎を抱いていたことを)

【Chorus】
Je t'aime sans savoir comment ni quand(どうしていつから好きになったのか わからないまま愛している) Je t'aime directement sans complexité ni fierté(複雑さも 誇りもなく ただ まっすぐに君を愛している) Ainsi je t'aime car je ne sais autre chose(ほかの愛し方を私は知らないから)
Que ce chuchotement sous les étoiles(星の下で囁く この声のように ただ君を愛している)

【Verse 3】
Il dit : « Les oiseaux nocturnes picorent les étoiles » (彼は言う——夜の鳥たちは星をついばんでいる)
« Qui scintillent comme mon âme » (それは僕の魂のようにきらめいている)
« Donne deux jours de climat du Sud » (南の風を もう二日だけ ここに吹かせてほしい)
« Ton oreiller sera constellé de mes regards » (そうすれば 君の枕には 永遠に僕のまなざしの星屑が降り積もるだろう)

【Interlude】
Psyche... mon âme...(プシケ… 僕の魂…)
Il dit... toujours il dit...(彼は囁く… いつも囁いている…)

【Chorus(再唱)】
Je t'aime sans savoir comment ni quand (どうして いつから愛しているのか わからないまま)
Je t'aime directement sans complexité ni fierté (複雑さも誇りもなく ただまっすぐに君を愛している)
Ainsi je t'aime car je ne sais autre chose (私には 他の愛し方を知らないから)
Que ce chuchotement sous les étoiles (星空の下のこの囁きのように ただ君を愛している)

【Outro】
Il dit...(彼は囁く…)
« Je t'aime sans savoir comment »(どうして君を愛したのか わからないけれど)
« Directement... »(ただ まっすぐに…)

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